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- 波音リツ 9th tarantella 歌詞
- 風原 重音テト 波音リツ
- 重ねた旋律
布を織るように 上がる左手 さぁはじめましょう 調弦なんておざなりにして 響き渡るはスピッカート 己の聲を誇示するように 叫び狂うヴァイオリン 貓撫で聲のオーボエ 掻き消すように刻んで その右手のタクトで 運命の扉貫いて 波打つような音の海 藻掻き進むその先 アルペジオに導かれて 辿り著くのは神の待つ山? そんな十の言葉 要らない リトルネッロの谷間に覗く 小川のような緩徐楽章 私の心を映すように 涙に濡れるヴァイオリン 九番目の呪いを 解き放つように奏でて 未完成の調べを 書き上げる力に変え 雲間から射し込む 赤い赤い光のように 貴方のその左手で 新世界の靄を払って 呪いに蝕まれた 一夜限りの協奏曲 そんなのはただの幻想 ほら終わる もう終わるわ サァ踴リ狂イマショウ? 音の 階段 駆け 下りて 転び 進む その先 ヴィルトゥオーソに導かれ 生まれる 大地の歌聲 もう逃げ出さずに 蜃気樓を払い さぁ、葡萄酒を掲げて 「9th tarantella」 END
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