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- 広野智章 歌劇 月夜のアラビア (Long Ver.) 歌詞
- 広野智章
- Artist: 劇団レコードfeat.夏川陽子
Vocals: Yoko Natsukawa
「それは、遠い異國の物語…。 晝は灼熱の太陽が支配し、夜は深い闇に覆われる砂漠の國に 寶石のような蒼い瞳をもつ少女がおりました。 その真っすぐなまなざしに煌めく想いを秘めて…。」
紅い月闇夜照らす 砂漠の迷宮 私アラビアの旅人 秘寶求めて 灼熱の大地黃金の砂の都 胸に秘めた夢をランプの中につめて 遙か千の夜を超えて めぐる季節數え 鳥よ風よ流れる雲よ 故郷に伝えておくれ 遙か月の夜を超えて 謎の輝石求め 山よ空よ母なる海よ どこへ行けばいい
「父との約束、母との思い出。故郷に吹き渡る風の音…。 懐かしさに胸がふるえ、美しい瞳が涙で濡れるとき、 少女はターバンをきつく巻き、勇気づけるのです。 旅の無事を祈り織られたその布は、少女の豊かな銀の髪に巻きつき、 まるで守るかのように包み込むのでした。」
蒼い瞳に映るは まだ見ぬ憧憬 天上を渡る光が照らしてくれる 風にたなびくターバンは決意の証 身を焦がすような熱を勇気に変えて 遙か千の夜を超えて めぐる想い抱いて 星よ月よ深き夜霧よ 道標謳っておくれ 遙か月の夜を超えて 冒険の地図を広げ 丘よ谷よ父なる天よ 讃えておくれ
「かくして、少女の旅はまだまだ続くのでした。 そのあふれる情熱の炎はなんびとたりとも消すことはできません。 まだ見ぬ世界をその目に映ずるまで、少女は歩き続けるでしょう。」
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