- ytr 厄神様のジレンマ 歌詞
- ytr
厄神様の通り道幸福と不幸なら同時に 傍から見れば狂気じみた繋がりこれは互いに最悪の形 噓か正直それも終わるもうじき こびり付いた脳裏に數多の流し雛が殘す災厄の形見
形代に乗せた思いとは裏腹川中に消え浮かぶは泡沫 始まりは有耶無耶それでもいずれ帰るその厄を恨むな 人知れずぽつりと増える雛人形様式美頬擦りをしたくなる程の 心ここに在らず去って行く後ろ姿後ろ髪を引かれながら
振り返らず決して見ない記憶の一部消してみたい引き摺る未來 迷い停滯手痛いしっぺ返しは近い出會い別れ何もかもが間違い 未だ指先に殘る感觸が絡めとる全てを やはり振り出しに戻る知らないほうが幸せなこともあるわ
偶然か必然破り捨てた便箋されども一途に続く道筋 ふとした気付きそれでもみすみす見過ごす無意識深くなる疵に 運命歯車両肩軽くなる人とは違った幸か不幸か 厄の外から見上げた空がこんなにも素っ気なく流れているとは
この身に纏う災いの渦に惑う 優しさが身に染みるこんなにも當たり前が無くなる 何もかも変わる回る回る忘れてしまわぬよう 寄り添っては離れてやがて流れ消える この身に宿る厄の行方を辿る 誰も近づくなかれ如何なる日も待ち人は居なくなる またこれも運命回れ回れ誰にも見られぬよう 切り取っては並べて流せば幸せになるのだから
どうしても忘れられず文字の羅列眺めては呻いた 結果として破滅から生まれる希望すらも無くし 手探り目隠し幸福の絶望が近くに 未だ指先に殘る溫もりが縛り付けている全てを やはり振り出しに戻るたとえ不幸でも忘れないでこのまま
幸せ願えど苦しくなるもの厄が集まる垣間見る覚悟 この身削るよう幾千の夜を超えて今もまだ健気に求める ただ本來の姿役割は無くなりはしない やり場のない想いは厄の內から見上げた空に流れた
この身に纏う災いの渦に惑う 優しさが身に染みるこんなにも當たり前が無くなる 何もかも変わる回る回る忘れてしまわぬよう 寄り添っては離れてやがて流れ消える この身に宿る厄の行方を辿る 誰も近づくなかれ如何なる日も待ち人は居なくなる またこれも運命回れ回れ誰にも見られぬよう 切り取っては並べて流せば幸せになるのだから
あなたの厄なら私が受け止めるから 本音か建前別れた日からそれとも最初から解れば今分け合えた 幸せの隅に住み著いた寂しさの分だけ泣いた あなたからの厄を待ったまま 流されていく雛が水面にて回る禊川
この身呪う幾度と無くどうしても災厄以外の想いは屆かず 減る口數外から見た不幸と內から見た不幸の結末 少しの間觸れ合えただけで私はとても幸せでした 背を向ける厄の狹間願わくはあなたに幸あらんことを
この身に纏う災いの渦に惑う 優しさが身に染みるこんなにも當たり前が無くなる 何もかも変わる回る回る忘れてしまわぬよう 寄り添っては離れてやがて流れ消える この身に宿る厄の行方を辿る 誰も近づくなかれ如何なる日も待ち人は居なくなる またこれも運命回れ回れ誰にも見られぬよう 切り取っては並べて流せば幸せになるのだから
厄神様の通り道幸福と不幸なら同時に 傍から見れば狂気じみた繋がりこれは互いに最悪の形 噓か正直 それも終わるもうじき こびり付いた脳裏に 數多の流し雛が殘す災厄の形見
|
|