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- V.A. にっかり妖かし数え唄 歌詞
- V.A.
- 厚「秋田がおばけ見たって言ったけど」
亂「結局いなかったね」 薬研「寢ぼけて見間違えたんだろう。な、秋田」 秋田「そうだと…、いいんですが」 前田「肝試しみたいで…」 五虎退「こ、怖かったです…」 鯰尾「にっかりさんが助けてくれたから解決ですね」 骨喰「助かった」 平野「ありがとうございます」 博多「さ、早く部屋に帰って寢るばい」 脇差攜え暗き道 ひとつひとりの影姿 鯰尾「怖い話ですか?」 ふたつふゆりと佇(たたず)まい 骨喰「俺は、寢る」 みっつ身の毛が彌立(よだ)つ笑み 薬研「そいつは不気味だな」 よっつ幼児を抱いている 秋田「珍しいお話しですね」 いつつこやつは妖(あや)かしか 博多「おばけなんていると? 」 むっつ無心で刀抜き 前田「怪しいものは成敗します!」 ななつ亡くなれ二人とも 五虎退「や、やめてください」 やっつやみくも振り落とし 亂「寢ないとお肌が荒れちゃうよ」 ここのつころりと落ちた首 厚「さあ、寢ようぜ!」 とうと、こちらを笑い見る 平野「眠れるでしょうか…」 亡霊歌いし數え唄 ? ? 「おやすみなさい」 一人、多い… あゝ徬徨える贋物(にせもの)の淋しげな魂(こころ) あゝ夢陽炎蜃気樓憂うより 君の笑顔を數えよう 薬研「さあ、みんな早く寢ろよ」 皆「はーい」 部屋に潛んだ妖(あや)かしを 捕らえ斬るのもまた一興 ひとつ人身を斬った夜 厚「つ、続きがあるのか?」 ふたつ震えが止まらない 薬研「そりゃそうだろうな…」 みっつ耳元殘るのは 骨喰「なんだ…?」 よっつ妖異な笑い聲 鯰尾「にっかりさん、気味悪いですよ」 いつついつまで続くのか 前田「もう終わりにしましょう」 むっつ無慘に朝迎え 亂「眠れなかったんだ…」 ななつ亡骸探したが 五虎退「も、もしかして…」 やっつ奴らの気配なし… 平野「いなかったのですね…」 ここのつ苔の生い茂る 博多「なんがあったと?」 とう燈籠が橫たわる 秋田「不気味…ですね…」 どこからともなく聞こえるは 「あぁあ…眠い」 亡霊歌いし數え唄 「おやすみなさい」 二人、多い… あゝ泡沫(うたかた)の仇桜(あだざくら) 物憂げな魂(こころ) あゝ儚くも迷い花摑めぬ君の影 あゝ徬徨える贋物(にせもの)の淋しげな魂(こころ) あゝ夢陽炎蜃気樓憂うより 君の笑顔を數えよう あゝ泡沫(うたかた)の仇桜(あだざくら) 物憂げな魂(こころ) あゝ儚くも迷い花摑めぬ君の影 あゝ徬徨える贋物(にせもの)の淋しげな魂(こころ) あゝ夢陽炎蜃気樓憂うより 君の笑顔を數えよう
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