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- 吉井 水鏡 歌詞
- F.Koshiba KAITO 吉井
- しじまが磨いた水面曇りない雲
靜寂研磨水面陰翳之云無踪 逆さに開いた扉仰向いた青 門扉逆向而開青空仰望無垠 求める者はすくい上げ潤して生命を得る 求索之人聚集而上浸潤生命 求め疲れた者はのぞき込み麗しい虛空へと 力盡之人窺視而見綺麗虛空 ひらりひらり舞い落ちたひと葉ひたり背を合わす 飄飄而舞葉落水面互為裡表 広がりゆく波紋が現し世を歪め 波動漣漪扭曲現世 ゆらりゆらり脆すぎたゆえに揺らぎ亂される 瑟瑟而動弱風拂柳搖曳紛亂 倒錯した幻想に手招かれ 倒錯幻想徐徐招手 暴かれるもの涼しい顔して微笑みかける己の反面 亂象之物示以清凜面孔笑靨於自身反面 たたずむ辺漂う水影いびつもありのままに曬して 佇立漂浮水影之邊形變之姿亦並展現 幽明分かつ鏡の際よりささやきかけるあやかしの虛実 幽明分雜亂水鏡之邊緣私語切切虛實妖冶 凍える途が続く夢うつつ孤獨な原理底に蠢く 凍僵路途仍繼續似夢非夢道理孤獨於深處蠢蠢欲動 肌に沁み込む冷たい痛みに 寒冷透骨沁滲肌膚 にじむ瞳から咲いては零れる 刻入眼眸復又凋零 はらりはらり舞い落ちた花がはたり瀬を叩く 灼灼而散花落水面輕叩淺灘 連なりゆく波紋が映し出すうねり 漣漪泛起映滿逶迤 ゆらりゆらり繰り返しゆらり揺らぎ亂される 瑟瑟而舞周而復始搖曳紛亂 高く深き水天に引き込まれ 峰高岩深相連水天一線 魅入られたもの輝く泡に包み込まれてくぐり抜ける先 魅惑之物璀璨泡影包容其中穿越前方 濯ぎ落とせぬ重たい罪科に心縛られどこまでも沈む 沉重罪過無以淨濯束縛於心沉淪無遠弗屆 留まる事も散りゆく事も葉わぬ淵でそぞろにたゆたう 積聚消散皆難成願無盡深淵漫然躑躅 表と裏のせめぎ合う波は注ぐ時間がゆるりと鎮める 表里相爭澎湃波瀾斗轉星移漸行平息
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