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- 下成佐登子 秋の一日 歌詞
- 下成佐登子
- 白いピアノの上に置いた名もない詩人の詩集
少し開けた窓から秋風がいたずらにめくっている 何を見ても涙ぐむやりきれない時間 あなたに逢えた日の あの青い空をなつかしむように 好きと書いたびんせんを折っては 飛行機にして飛ばしてる あなたがここに居てくれたなら痛がる程に 抱きしめて離さないのに好きよ好きよ好きなの 頬に涙ひとすじ殘ってかわきそうもない夜は あなたの聲を少し思い出しそのまま眠りたい 窓の外で揺れてる薄紅のコスモスの花のように あなたの言葉ひとつでそれきり折れてしまいそう あなたがここに居てくれたなら痛がる程に 抱きしめて離さないのに好きよ好きよ好きなの 星がきれいに輝き眠れそうもない夜は あなたのくせを少し真似して鏡の中で笑う
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