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- EXIT TUNES レインコートの少年 歌詞
- EXIT TUNES
- しとしととびちゃびちゃと
ざあざあとごうごうとばらばらとじめじめと 息もせず泣きもせず飽きもせずただただ 空がまるで見えない半透明の陳腐な天気 こんな日に必ず君は居るね 歪む口以外は何も見えない黃色い背中 それは笑っているの? 泣いてるの? こっそり近づくと蜃気樓のように逃げて 知らない街でも気付くとそこに居るね ずっと前から君の事知ってる気がする 思い出せないけど あのレインコートの少年は雨の中で濡れていく ぐちゃりぐちゃり降られるままに 君の名前さえ知らぬまますれ違いざま盜み見る 水たまりに映った顔を 噓がまるで見えない正直者が溢れる世界 そんな世界で君は何を待つの? 駒が存在しない複雑怪奇な人生ゲーム 全員が一位になって笑ってる よく考えたらなんて長い雨なんでしょう まるでこの世界をあざ笑うかのように 汚い人の心が流されてゆく 視界の外側へ あのレインコートの少年も雨に負けて流される ぐるりぐるりなすすべもなく 君の叫びさえ聞かぬままただひたすら見詰め合う 手を伸ばしても屆かないから あのレインコートの少年が自分自身だということは うすうす気付いていたけれど 話しかけることも出來ずに認めることも出來ずに 私は何を捨ててしまったの? あぁ、胸が割れそうに痛い ざあざあと ごうごうと ばらばらと じめじめと 息もせず 泣きもせず 飽きもせず ただただ
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