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- KURO ベクターフィッシュ 歌詞
- KURO
- 甲斐性の無い海に浸り
真実味を囁くふたり 殘酷は崇拝を娶る 相も魅せられている 「愛せる」と「愛せてる」ことは 判別したと思わせ振り 大嫌いな唄と遊び 買い手鳴いて 痛みだした頬骨を擦る 誘う気などないわ 最低へ墮ちていくの ベクターフィッシュ 貴方に産まれて欲しくなかっただけなのよと 笑って橫たう肢體に這って熱を嗅ぐ 瀟灑な生活に焦がれて 白く軋む棺桶の上でさ交じって笑って 解けない紐みたいな日々に飽く 挨拶にもならない噓と 本當で塗りたくる戀愛論 最愛の両腕はもう今は 蜃気樓絆されてる 亡者みたく彼の首根に そうは消せぬ喰い痕を遺した 吐息に紛れた子貓が 鳴いて鳴いて 知らず知らず落ちてく王様 誰も手を取りゃしないわ 最低ね立ち去った雄鳥はね 塵一つ殘さず ベクターフィッシュ 貴女に出逢えて幸せなんて気障なことを 言えない自稱演技派のちゃちな眼が泳ぐ 陳腐な言の葉に包む 白く濁る水槽に沈む心を 見ないで笑って 過不足な日々の愛を獨りきりで慰めたの 吐き倦ねた 噓の行方 メロディの最高峰と 最底辺 連れてってよ 奪い去ってよ ベクターフィッシュ 貴方に産まれて欲しくなかっただけなのよと 笑って萎びた(しなびた)鱗のような頬濡れて 貴方に貴女に奪われ迎えた結末を赦すの 笑って橫たう服の死體に熱を乞うの 願って戻らない熱を知って朝が來る
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