|
- 上坂すみれ 嘆きの谷のカメーリア 歌詞
- 上坂すみれ
- 無限の海に泡となりて溶けゆく祈り
咎(とが)に塗(まみ)れた水面(みなも)に降る永劫(えいごう)の雪 常夜(とこよ)に夢見る絶対零度の夢 幾億光年を墜ち続けている あなたに教えます裏切りは罪 天使みたいですてき ガラスの國を行く 下り列車は片道限り カクゴミセヨ 闇が手招くの嘆きの谷の深淵に 愛がざわめくの運命に抗えよと 誰のために何を求め歌う 楔(くさび)外れ空に戻る日へと ようこそ終著全宇宙の最下等席 螺旋の底で燃え盛るは紫紺(しこん)のフラム 凍てつく調べは昏(くら)きコキュートス 幾千星霜を繋ぎ合わせてく あなたに名付けます無色透明 天使みたいねカクメイテキ ましろの夜空に逆さまの御者が踴る 今宵の幽玄をプトレマイオスに捧ぐ 永久(とわ)に続く続く輪舞のように 甘い甘い時に溺れるように ふらふらら冬の香りに つらつららつられてふらり 凍てつく調べは昏(くら)きコキュートス 幾千星霜を繋ぎ合わせてく 氷の奧から不可視の魔王が嗤(わら)う 闇が手招くの嘆きの谷の深淵に 愛がざわめくの運命に抗えよと 誰のために何を求め歌う 楔(くさび)外れ空に戻る日まで
|
|
|