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- 土岐麻子 愛のでたらめ 歌詞
- 土岐麻子
- 壁紙をすべってゆくヘッド・ライト
肌をなでるように照らした もうひとつだけと言い訳して チョコレート手をのばす 一瞬はひとつぶの光る砂とても甘い 時計の針が私たち責めるように刻む
遠くで叫んでいるサイレン 近くの雨音は靜かで 髪をとかしてゆく指先 くすぐるよう響いた もう忘れたはずでしょう どうしてまたここにいるの? ただこの引力の正體を確かめてみたい
頭をめぐる言葉はつめたいシンクへ流そう
ああ愛のでたらめ きみの右手と私の右手で 拍手をしようよ二人の奇跡に もつれたリズムで きみの3拍子と私の4拍子 12拍目で出會うそのときに 言えるの好きだよ ああ愛はでたらめ
きみの弱さを利用してる きみも弱さを利用してる しみこむように月は見てる 雨上がりの窓で ひとさじの憎しみなら あったほうがおいしいもの 互い違いの心でもいい 刻みつけていたい
溢れるうしろめたさグラスに満たし飲み幹そう
ああ愛のでたらめ きみの右手と私の右手で 拍手をしようよ二人の奇跡に もつれた心は きみの3拍子と私の4拍子 12拍目で出會うそのときは 言えるの好きだよ もう愛はでたらめ
壁紙は白く色あせて 肌をあられもなく照らした いつのまにか夜があける チョコレートとけてゆく
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