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- DAOKO again 歌詞
- DAOKO
- 透明な瓶に入った
汚い字の手紙を頼りに 先の見えない水の上を ゆっくりとゆっくりと 少女は旅する あの人を探して あの人を一目見たい會いたい 抱きしめたい 水平線上 これは運命でしょ 待ってるって 言ってくれたからわたしは行くよ どこだって行くよ 明後日の方向だって 未來だって遙か彼方千の線の むこうまでかた足失った 私の車椅子 押してくれたあなたは 此処にはいない 今どこ いますぐとなりに ここにあるのは 音と波 泡となリ消えるのは簡単 なんて思った瞬間 あなたの聲が聞こえた きがした オールを手に取り 孤獨の 先へ あなたが殘したコンパス ゆれるたび みなもに映る朝焼けが あまりにも鮮やかで 私は思わず目を閉じた 君はもう なんてこと考え始めたら きりがないよ 君がいないと わたしは 夢を無くした子供のよう 音のしないアトリエで 今日も筆を持つ 連日キャンパスに描く モチーフは義足をつけた女の子 陽だまりのような笑顔で笑ってる あの時負った 汚い傷は気づかぬ內に 深刻になっていたらしい 先は短いと 安靜にと醫者に言われたが せめてせめて この絵を完成させるまでは 少女と今 今すぐに 想いは日に日に募る一方だ オールを手に取り 孤獨の 先へ あなたが殘したコンパス ゆれるたび オールを手に取り 孤獨の 先へ あなたが殘したコンパス 錆びつき 空はオレンジ やがて暗闇へと ろうそくを頼りに手を動かす 先に見えるのは燈火 連なる光に 期待 の想いで心は踴る 海岸についた あなたは何処に 松葉杖便りに人々に聞いて回る 一人の醫者が居場 所を知ってるらしい アトリエへと向かう 痛いくらいの鼓動が止まらない あなたにやっと やっとまた 會える 扉を開けるとそこには つめたくなった一人の男と 完成した一枚の少女の絵があった
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